誰でもできる!人生を豊かに変える14の習慣
自分の人生に満足していない、より良い人生を歩みたい・・・。
どんな人にもそれぞれ悩みはあるものです。
そんな自分の人生を劇的に変えることのできる14の習慣を紹介します。これを意識的に続けることができれば、あなたの今後の人生は大きく変わっていくことでしょう。
目次
「なんとなく」をやめて意識的に行動する
毎日の生活の中で「なんとなく」やっていることに費やしている時間はどれくらいあるか考えてみてください。
- なんとなくテレビを見ている
- なんとなくYouTubeを見ている
- なんとなくダラダラしてしまう
- なんとなくスマホをいじっている
- なんとなく寝る
- ボーっとしてしいる
- なにもしていないのに「気づいたらもうこんな時間」と思うことがよくある
どうですか?少し考えただけでも「なんとなく」にかなり多くの時間を費やしてしまっていませんか?
例えば、ダラダラすることも自分が意識的にやっていることは心と体の休息と考えることができますが、無意識でダラダラしていることは怠惰以外のなにものでもなく、そこからは何も生まれません。
休日や、仕事終わりの寝るまでの時間などは特に無意識の「なんとなく行動」をしやすい時間ですが、なんとなくをやめるだけで「こんなにも時間が余っていたんだ」と気づくことができます。
今すぐ無意識行動をやめて、意識的に行動するように習慣づけましょう。
後回しをやめて、今すぐやる
人は常にやることに追われています。
それは仕事だけでなく、勉学、家事、人付き合いなど多岐にわたります。
タスク(やらなければならないこと)が積み重なっていけばいくほど、処理能力が追い付かなくなり後回しにしてしまいがちです。そして、後回しにすればするほどさらに処理が追い付かなくなり、その結果、やり忘れや重大なミスが訪れます。
後回しはせず、すぐやる習慣がついている「できる人」のスケジュール表は常にシンプルで、余白が多いものです。一方、「できない人」のスケジュールは、見るに堪えないほど非常に乱雑で、本人すらも何がタスクなのか分からなくなってしまうほどに余計な情報などが多く書き込まれています。
タスクを常に整理するためには、「すぐやる」ことが非常に重要です。
納期などに余裕があるとついつい後回しにしてしまいがちですが、やらなければいけないタスクはいずれやってくるものです。後回しにしても何の解決にもなりません。
今すぐやる習慣をつけて、余裕のある生活を取り戻しましょう。
後悔することをやめて、同じ失敗を繰り返さないように反省する
誰でも失敗はあるもの。
むしろ成功している人ほど、より多くの失敗を経験しているものです。
失敗したことをいつまでも後悔せず、次は同じ失敗をしないようにとしっかり反省して前向きになることが重要です。
「また失敗したか」ではなく、「このやり方は失敗するということが分かったから、次は違うやり方をしよう」という発想が今後に活きてくるのです。
考えるより先に動く
様々な物事について考えることは人生にとって非常に重要な要素ですが、考えすぎることは危険です。
人間は危険から身を守るために回避するためのリミッターがついているため、何か良い発想が浮かんだとしても、そのことについて考えすぎてしまうと「でも、やっぱり・・・」と行動を回避する傾向にあります。
せっかくのチャンスを棒に振ってしまわないために、思いつきでもまずは行動してみる「(良い意味での)バカさ・単純さ」が強みになります。
命と時間が有限であることを肝に銘じる
人生80年。
あなたは今、何歳でしょうか?
人生が有限であると言われてもピンとこない人がほとんどだと思います。その根拠は、多くの人が限られた時間を無駄に過ごしているからです。
では、人生を一日(24時間)に例えて考えてみてください。人生がいかに有限であるかということが実感できると思います。
例えば、、、
20歳の人なら、6時です。まだまだ起床したばかりでこれから長い一日が始まりそうな気がしますが、一日行動するのに必要な体力はそれまでの睡眠で十分に取れたでしょうか。
40歳の人なら、12時です。もうひと踏ん張りがんばれば就労時間を終え、帰宅できそうですが、はたして午前中にやったことはしっかり覚えているでしょうか。ボーっとした午前中を過ごしてはいませんでしたか?体力不足で午後働けないなんてことはありませんよね。
60歳の人なら、18時です。無事に就労時間を終え帰宅する時間です。帰宅後は、夕飯を食べてお風呂に入り、寝る準備をしたら、あっという間に就寝時間が来てしまいます。
80歳・・・ついに24時。人生のタイムアップです。
このように、今の自分の年齢を時間に例えると、自分の人生が有限であることに気づくと同時に、年齢によって、過去にどんなことをしてきた方が良かったのか、これからどのようなことをしていけば良いのかということに気づかされると思います。
だらだらした人生ではなく、いきいきとした人生にできるように、人生(命)は無限でなく限りがあるということを認識しながら自分の人生を踏みしめていきましょう。
やったことのない新しいことにチャレンジする
これまで興味のなかったことや、避けてきたことをあえてやるということは、今後の人生をカラフルにする重要な要素です。
例えば、
- ジムに通ってみる
- 普段通らない道路を通る
- 見たことのない演劇やイベントに参加する
- 興味のないジャンルの映画を見る、音楽を聴く
- お笑いライブを見に行く
- スカイダイビングをしてみる
- 行ったことのない海外に行ってみる
等々、経験したことのない新しいことをやってみると、新しい発見があったり新しい仲間ができたりと、これまでと違った新しい自分を知ることに繋がって人生が豊かになります。
新しいことをやる前はどうしても躊躇してしまうことが多いと思いますが、実際にやってみれば良い意味の刺激が得られて楽しいものです。是非チャレンジしてみてください。
「~~するべき」「~~であるべき」思考をやめる
「~~するべき」や「~~であるべき」のような考え方は、自分の生まれ育った環境や、これまでの人生の経験によって勝手に形成されていく、世間に対する先入観や、物事の偏った捉え方です。
「べき」という考え方を持つことで、その選択をすることが正しいという判断基準を得ることができます。しかし、前述したように「べき」という考え方は、極めて個人的な判断基準であることも多く人それぞれで認識に差があります。
仮に、世間一般でいう「~~するべき」があったとしても、自分がそれを全うしなければいけない理由は一切ありませんし、個人的な価値観を他人に押し付ける権利は誰にもありません。
この「べき」を多く抱いていると、自分が選択できる行動の幅が狭くなるだけでなく、その行動をとれなかった、もしくは相手がその行動をとらなかった場合に、怒りや不満など負の感情が生じてしまい、結果的に豊かな人生を歩む障害になってしまいます。
他人がどのような考えを持ってどのような行動をしていても、また、自分自身がどのような考えをもって行動しても、そこに「べき」というルールは存在しません。
他人のことも自分自身のことに対しても、寛容になれると生きづらさは軽減するでしょう。
他人と比べず、ありのままの自分を認め受け入れる
あなたは自分のことが好きでしょうか。
これは個人の幸福度に近い感覚かもしれませんが、自分自身を好きでいれることは良い人生を送ることにとって非常に重要なことです。
はじめに注意したい点ですが、自分が好きかどうか、幸せかどうかという判断は、他人との競争で勝ち取るものではありません。
自分と他人を天秤にかけることで、自分が劣っているか優れているかの判断をするのは非常に簡単ですが、この考え方には、他人がいないと自分を好きになれない(幸せになれない)という欠点が存在します。
仮に、年収あるいは社会的地位など分かりやすい基準を設けて、他者と比較をして自分が優れているということを一時的には実感できたとしても、比べる相手によっては不幸を感じてしまう可能性があります。
例えば、
- 身長が低い自分
- 他人に気を使ってしまい自分の意見を言えない自分
- 仕事がうまくできない自分
- 恥ずかしがりで人前に出れない自分
このような個性でさえも、他人と比べることを一切やめ「そんな自分でもいいんだ」とすべて受け入れるのです。
自分を受け入れることができれば、他人と比較して劣等感を感じることも少なくなり、堂々と生きることができるようになります。
小さな成功体験を積み重ねる
小さな成功体験を積み重ねることは、自分に自信を持って生きていくための簡単な方法です。
成功体験と聞くと、難しいことを想像してしまいそうですが、どんな成功でも良く、その大小は問いません。
例えば、人見知りを克服したいという人がいたとすれば、
- 近所の人に「おはようございます」と自然にあいさつができた
- 電車に乗っているとき高齢者に席を譲った
- 駅のホームで困っている外国人に声をかけた
- バーで隣に座った人に自分から声をかけた
- 飲食店の店員さんに「ごちそうさまでした」と言えた
等々、どんなことでもかまいません。
今までは恥ずかしくて無視していたにも関わらず、近所の人に「おはようございます」とあいさつをしてみたら、思っていた以上の笑顔で「おはようございます!」とさわやかに返されたりすると気持ちが良いものですよね。
このような小さな成功体験を重ねることで、自分でもやればできるんだという自信が生まれます。
イライラとクヨクヨの感情をコントロールする
イライラとクヨクヨの感情をコントロールすることは、普段の生活を平穏に過ごせるようになるだけでなく、その積み重ねが今後の人生を左右します。
他人の行動によって感情を揺さぶられやすい人は、人と関わることで負の感情を抱くことも多いため、対人関係や仕事などにおいても、その負の感情を抱いたまま相手に接してしまい、さらに関係を悪化させるなど、悪いスパイラルにハマってしまいがちです。
イライラしやすい人は、「相手を変えることはできないのだから、自分の捉え方を変えよう」と穏やかな性格になれるように努力してみましょう。
クヨクヨしやすい人は、「終わったことはしかたない」と深く考え込まないように努力しましょう。
ポジティブ思考になる
方法論というか結論に近いものになってしまいますが、人生を明るく楽しいものにするためには、ポジティブ思考であることが最も重要な一つになります。
しかし、ネガティブ思考の人にとっては「ポジティブ思考になりたいけど、どうやったらポジティブ思考になれるのかが分からない」と思うでしょう。
こう考えてみてください。
ある事柄が自分に起きたとき、その起きた事柄に意味付けするのは自分以外の誰でもないのです。
例えば、交通事故に遭ってしまったとき、
「最悪だ。相手の運転が荒かったせいだ。何があっても絶対に許さないぞ。一生恨んでやる。」
と考える人もいれば、
「軽症で済んで本当に良かった。相手も悪かったが、自分も事故に対する意識が薄れていたところだった。自分が重大な事故を起こさないように、これを機に気を引き締めていこう。」
と考える人もいるでしょう。
つまり、自分の人生にどんなことが訪れようとも、そのことが良いことか悪いことか決まっているわけではなく、そのことに対してどう意味付けをするかは自分だけが自由に決定できることだということです。
自由に意味付けをして良いなら、今後の自分の人生にとってプラスなことを考えるのが良いか、マイナスなことを考えるのが良いのかは、もう明白ですね。
適度な運動をする
人生はただ単に年齢的に長生きをすれば良いのではなく、いかに健康的に長く生きるかが重要です。
50歳で病気にかかってその影響で残り30年を寝たきりで過ごすよりも、寿命を全うする直前まで心も体も元気に活動的に生きるのでは同じ80年でも、豊かさが全然違いますよね。
適度な運動は、身体的な健康を維持するだけでなく、ストレス発散など精神的な健康にも良いとされています。また、運動によって培われた体力があれば、パワフルでアクティブな人生を送ることが可能になります。
まずは、一駅手前で下車するなどして、一日30分のウォーキングからはじめてみてはいかがでしょうか?
本を読んで知識を増やす
知は力なり。
イングランドの哲学者フランシス・ベーコンの有名な言葉です。
本は知の宝庫です。
本の著者が一生を通じて経験したことや、努力によって得た知識を、わずかな時間とお金を投資するだけで得ることができます。尊敬している偉人の書籍や、話題の著名人の著書など、どんなジャンルでも構いませんが、様々な本を読んで知識を得ることは、何気ない会話や、飲み会でのコミュニケーション、仕事の商談の場においても、最も強力な武器の一つになります。
今はインターネットで多くの情報を目にすることができますが、その情報のソースが曖昧だったり、浅く広くの情報が多かったりするため、やはり偉人たちが書き溜めた書籍を読むことをおすすめします。
電子書籍を使えば収納スペースも不要で、いつでも持ち歩けるため便利ですよね。
コミュニケーションを恐れない!自分から積極的にやる!
人は一人で生きて行くことはできません。家族、友人、同僚など必ず誰かと接しながら生きています。
人生を豊かにする習慣の根源と言えば、やはり人付き合いと言えるでしょう。
パソコンやスマホをはじめとするデジタル機器の発達によって、ひと昔前と比べれば、人とのコミュニケーションは軽薄になってきたと言われていますが、どんなに金銭的に裕福であっても、どんなに生活の利便性が向上しても、最終的には人との付き合いをなくしては人生は豊かになりません。
人見知りだったり、恥ずかしがり屋だったりと、コミュニケーションが難しいと感じている人は、想像以上に多いと思いますが、自分からコミュニケーションを避けてしまうとさらに相手からも警戒されるようになりうまくいきません。
何気ないあいさつや、気配りのある一言、やさしさを持って相手と接するようにすれば、自然とそこにコミュニケーションが生まれます。
出会った全ての人とうまく付き合うのは到底無理な話です。また、そうする必要もありません。
しかし、仮に今はいなくても、自分と気の合う仲間は必ずどこかにいます。
普段からコミュニケーションを嫌わず、誰にでも思いやりを持って接することで、思いもよらない場面で、一生付き合えるような気の合う仲間と出会えるかもしれません。
AIやロボット技術が進歩する中、人間だからこそできるハートフルなコミュニケーションを大切にしていきたいものです。
まとめ:人生を豊かに変える習慣と環境を
自分の人生は親のものでも、友人のものでも誰のものでもありません。
あなたの人生はあなただけのものです。
そして、人生は不思議なもので、充実感・満足感のある豊かな人生にも容易にできますし、そうでない人生にも容易にすることができます。
どちらの人生にするかを決めるのはあなた自身で、他の誰も決めることはできません。
あなたが自分の人生をどのようにしていきたいか、願った瞬間から願ったような人生へと歩みを進めます。
人生を豊かに変える習慣として一部でも参考にしていただければ幸いです。ご一読いただきありがとうございました。